たんたんと、たんたんと、

内弁慶の主婦が、坦々としたものごとを、淡々と写真とともにつづる。

全てが乱反射して見えていた

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19才の夜

 

外は思いのほか肌寒くて

だけどそのまま自転車を漕ぎだす

何かを考えていた気もするが

結局無心でペダルを押し返していた

 

 

行く当てはなくて

だけど誰かと繋がっていたくて漕ぎ続ける

誰かに逢いたくてここに来た気もするが

結局誰も通らない大濠公園の池のベンチに座って泣きながら音楽を聴いていた

 

clammbon   波よせて  

 

この曲を聴くとあの頃の息苦しさを懐かしく想う

 

そう、

眼の表面で弾ける波のせいで

光が乱反射して

全てが巧く見えてなかった

自分の足元さえ見えず

ただ肌寒い夜に身を任せるしかなかった

 

 

 

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だけど今は感じるのだ、

乱反射は時に美しいものを与えてくれていた

 

 

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