動物園のぞうさんが圧倒的存在感と人気を誇る理由
お鼻がながいよ ぞ〜〜さん。
遠足に来ているらしき園児たちが
ぞうさんエリアの前で集合写真をとっている
迫力満点のカラダ
繊細な長いお鼻
優しそうなつぶらな瞳
いつの時代もぞうさんは人気者なのだ。
動物園のヒーローは集合写真の最中も
鼻をくねらせて こどもたちの黄色い歓声を浴びている
サービス精神旺盛だなと感心しかけたその時
ヒーローのカラダから大量の水が流れ出した
園児の1人が叫ぶ
ぞうさんおしっこしてる!
引率の先生はその声が聞こえなかったのか写真撮影は続いた
【バケツをひっくり返したような】
という表現は、実はぞうさんのおしっこをする様子から生まれたという都市伝説があったとしても、妙にしっくりくるだろう。
ぞうさんのおしっこはヒーローの姿に相応しい
ヒーローはおしっこすらもスケールが違う
あまりにも大量の水が出てくるものだから、まさかそれがおしっこだとは信じ難く。脳がそれを排尿だと理解するのに暫く時間がかかる。
卒業アルバムにぞうさんのおしっこ。
もはや圧倒的な存在感の想い出としてこどもたちの脳裏に残るに違いない
そして動物園に行くたびに
ゾウという言葉を聞くたびに
小さい頃の思い出ばなしをする度に
ヒーローのおしっこに想いを馳せることになるのだ
ベテランヒーローの仕事はどこまでも抜け目ない