２歳児気持ちを正確に言葉にする
かい十（２歳）はイヤイヤ期である。
着替えをする、出かける、お風呂に入る・・・何かにつけたいていの場合、イヤッ！という返事だ。
余裕があるときはイヤイヤイヤッ！を
笑ってかわいいやつめ！なんて付き合ってあげられるが、まぁそう上手くいかない場合もあるわけで。
ワタシとかい十は喧嘩をした。
洗面所で本気の喧嘩。
我が家の洗面所は
いわゆるごく普通の賃貸の洗面所で
洗面台の横に洗濯機が置いてある。
かい十は洗濯機に水が注がれ
ぐるぐる回るのを見るのが好きだ。
かい十がぐるぐるを見てる側で
ワタシは歯ブラシゴシゴシ。
それをみたかい十も歯ブラシしたがる。
歯ブラシを手にかい十は一丁前にブラッシングっぽい動きをする。
明らかに歯は磨けてないが
ワタシはかい十のブラッシングを賞賛する。
気分良くしているかい十に言う、
さぁ仕上げ磨きしようじゃないかと。
歯ブラシ、ぐるぐる洗濯機にホールインワン。投げるコントロールは抜群だ。
まぁまぁそれくらいじゃ怒りませんわよ。
もう一度誘惑する、仕上げ磨k・・・
ワタシの髪の毛ヒッパルという暴挙！
いっっっっっとぅわぁぁぁぁぁい！！
大声で叫んでしまいました。
もうワタシの負けであります、
そこからは二人の間に負のオーラ漂うわけで。
かい十も全力のイヤッイヤッイヤッ！
ワタシもイライラMAX
まぁそうはいっても
落ち着きを取り戻した大人のワタシは
仲直りを持ちかけるわけで。
イライラしてごめんなさい、
かい十は大好きだけど痛いのはイヤだ
イライラする・・・と。
まぁ暴れて話を聞かない。
ふと、
大きい声出してごめんなさい。
と心から謝る。
かい十の顔がどんどん真顔に
暴れ狂うのも止め
しまいには泣き出しそうに。
あ、大きい声で言われてイヤだったんだ、かい十。と気付き、もう一度謝る。
かい十、ボソッと
こわい・・・。
えええええええええーーーーー
ごめーーーーーーーん
大きい声で怒鳴ってごめーーーーーーーん
ほんとにごめーーーーーーーん
ワタシも泣きべそかきながら
抱き合って晴れて仲直りしたのです。
自分の気持ちをきちんと正確に言葉にできるってほんとに大事だね。
かい十が半分泣きながらも素直に気持ちを伝えてくれたから、ワタシも素直に気持ちを伝えられたのだな。
あれ、いつの間に
こわいって言えるようになった？
え？こわいって理解してたんだ？
えっ？ええ？えええええええー
こどもはいつの間にか学んで
知らないところで成長していく。
