春なのか、はたまた・・・
一カ月ぶりにいく公園は
親子がうじゃうじゃと密集している。
みんな全力で汗だくになりながら走りまわる。
かい十(2歳)と夫とワタシは
公園の隅っこにある遊歩道に自然と足が向かう。
誰もいない遊歩道は
地面が柔らかくほかほかしていて歩くのが楽しい。
一カ月前には桜の淡いピンクで埋め尽くされていた空間に、
今ではワタシの背より高い植物たちが生い茂り
地面には色とりどりの草たちが生い茂る。
さわやかな空気のなかにも
ムンムンとした生命力の匂いを感じる。
かい十は飽きもせず今日もタンポポのわた毛探しにいそしんでいた。
これは強烈な春の終りなのか
はたまた初夏というべき季節なのか
悩ましい今日この頃だ。