これこれ、お袋の味
おべんとうって
何だか嬉しい
あったかいおべんとうなんて
最強だと思うね
でも小さい頃や学生の頃ほどの
感動的な美味しさを感じない
私の舌が肥えてしまったのか
感受性が衰えたのか
しかしやはりあたたかくて
おかずだけでも頼めるのは
主婦の味方だなんて思うのだが
やはり自分の料理は
愛情とかなんか色々余分な物も含有されていて
不評な事もあるんだけども
しかしいつの日かあいつに
これこれ、お袋の味
なんて言ってもらえたら
にやけながら無意味に鍋の中を混ぜてしまうな
と妄想しつつ晩御飯の支度に精を出すのである
ほれスパイスカレーだよと差し出したものの
あいつにはちょっと不評
調子に乗って野菜盛り込みすぎ
前回、前々回の反省を活かしすぎて
スパイシーさ不足だ
まぁこうやって行き当たりばったりで
またお袋の味を目指してふりふりまぜまぜぐつぐつことことするわけである
全てがイエローの夕飯は流石にしくじったなぁと写真を見て反省しているところで
ハナレグミの家族の風景を聴くと
イエローの夕飯もいいじゃんかと思えてしまうから不思議なもんである