たんたんと、たんたんと、

淡々と坦々と綴る日々

ヘンテコ珈琲事情


朝起きたらまずドリップコーヒーを淹れる準備を始める。



底が広いやかんに水をいれて火にかける。



さぁ豆を挽こう。



最近までは手動のミルで毎朝力技の豆挽きをしていた。大学の頃、誕生日プレゼントにもらったやつだ。



数ヶ月前についに電動ミルを導入した。



何とも楽だ。



豆の粗さもダイヤルくるくるぽんで設定できる・・・ヤバイ便利すぎ



眠気まなこで豆を投入し、ボタンを押すだけだ。



でも、かい十(2歳)が手動ミルのハンドルをくるくる回すのが好きで、なんだかんだ時々活躍している。



やはりこどもは面倒くさい手間をむしろ楽しむ生き物だ。



豆を挽きおえたら



ドリッパーをコーヒーサーバーにセットだ。



これまた大学の頃からの相棒、スーパーでも売ってるKALITAの安いプラスチックのドリッパーとごく普通のサーバーだ。



最近はオシャレなドリッパーもたくさんある。
木製のハンドルのKONO式に憧れていたこともあったが。



結局、安いドリッパーにコーヒーの色が少しずつ染み付いていくのも何かイイなって思う様になり



少しひび割れもしちゃってるけど捨てられない。



ホントは色素沈着もキレイにした方がいいだろうし、ひび割れなんてもってのほかだろうけど気にしない。



決して大事にしてるとは言えないが愛着はある。



さぁそろそろお湯が沸いたな。



やかんからドリップ用の注ぎ口が細いポットに移し替えていく。




このポットだけは結構いい値段だった気もするが、やはり長年いい仕事をしてくれている。




底に近い位置に取り付けられた細い注ぎ口
なんといってもスッと伸びた曲線がいい



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あとはじっくり  ぽたぽた   どりっぷーーー



クルマ好きの夫はニュルブルクリンクマグ、ブラックで。



ワタシはもっぱらミルクを加える。
ミルク少なめの日は小さめのダンキンドーナツカップ、ミルクフォームをつくる余裕のある朝はスタバマグだ。




ここ2日はゆとりある朝。




ミルクフォームつくるためだけに
エスプレッソマシーンをたたき起こす。


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おはよう。



うちのマシーンは寝起きは機嫌が悪いのか、最初はいつも圧力がかからない。




エスプレッソ抽出ボタンを押してお湯を出したり、スチームノズルからスチームを放出する。




みるみると機嫌がよくなる。
かわいいやつめ。




いざ、上機嫌のエスプレッソマシーンでミルクにすちーーーーーむ!




冷えたミルクもチリチリっと心地よい音をたててている。




ワタシは、このチリチリっを聞いていたいがために長めにチリってしまう癖がある。



おかげでふわふわのフォームドミルクがいつも予想以上にできてしまうのだ。



あわあわを捨てるのも勿体無いから
マグからあふれそうな泡を何回か立ち飲みする。もはや立ち飲み屋だ。

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たまにはラテアート的なことがまぐれでできる。あくまでマグレ。



ドリップコーヒー+ミルクフォームだから
café au laitだろうか。たぶんそうだな。





少し多めにスチームしたホットミルクをかい十にもお裾分け。



かい十が少し冷めたホットミルク(もはやホットミルクじゃない)をグビグビ飲み、まぁ見事なヒゲをこしらえるのを見るのが好きだ。




ホントはワタシはcaffè e llatteが好きだから
エスプレッソ抽出もしたいのだが
そんなに毎朝余裕あるわけもない

 

そして夫はドリップのブラックが好き



色々と妥協して、平日はもっぱらこのヘンテコなコーヒー事情が繰り広げられるのである。