バイバイに歓喜
さてさて、そろそろ、最近のあいつの話しをガッツリしてみましょうか。
かい十(2歳)は、とても慎重な性格、そして典型的な内弁慶。
慣れればどうってことない事でも
初めてやること、久々にやることとなると
腰が引けて隣で手を繋いでいないと泣きべそをかく。
1人でどこかに行ってしまうなんてアリエナイアリエナイ。
たまに子供とはもっと弾けて自由気ままに過ごすものじゃないの?とふと思ってしまうことも。
普段行くスーパーでも抱っこか子供用椅子がついてるごく普通のカートに鎮座するかのどちらか。
キャラクターが付いてるやつとか、車を運転してる風のカートとか乗りたいと切望する子供を時々見かけますがね、かい十に勧めてみても拒否される始末。子供らしくありませんね。笑
そんな行きつけスーパーに、1年以上前から仲良くしてくれているレジの方がいます。
我が家では通称【プロ】と呼んでいて、プロが出勤されているときは殆んどはプロのレジに並びます。
プロはレジ打ちがかなり早い。
普通のレジの方の1.5倍速〜2倍速程度。大袈裟に言ってる訳じゃなくてね、ホント高速ピッピを究めてます。
そして何より凄いのは、子供や常連のお客さんには必ず話しかけること。
レジ打ちが異様に速いのが目当てでプロのレジに並び始めたのだけど、
今では、プロいるかな〜?と言いながらスーパーに行き、プロに挨拶するためにレジに並ぶように。
そして、プロは毎回かい十に一声掛け、
慎重&内弁慶のかい十は毎回目をそらす。
酷い時は背を向ける・・・
ちょっと申し訳なくなるのですが
プロはやはりプロ、へこたれない。
一言、おばさん諦めないよ〜〜笑(^^)
いつもいつもいつもいつも声を掛けてくれ
最後はまた来てね、と脂肪たっぷりのホッペをつんつんしてくる。
かい十は負けじといつもいつもいつもいつも目をそらしうつむく。泣かないのがせめてもの救いです・・・
そんなやりとりが1年以上続いてるのですが、ここ数日状況が変わりつつあります。
いつもの如くプロがバイバイ!と言うと
何と何と、ハニカミながらも、ばいばいっ!と言いながら手を振っているっっっ!
最初はまぐれだろうと思ったのだけど
流石に3回も続くからには真実味を帯びてきますよね。
これはもっと確実なものにしなければ!このチャンス逃せない!!!と思い、
買い物したものを袋詰めしながら、
かい十がバイバイするとプロが喜ぶね〜とってもニコニコしてくれたね〜良かったね〜と呪文のように1日何回も唱えています。
息子よ、是非とも是非ともまた自信をもってばいばいしてくれ!
おっ、
これこそ、甘えん坊で慎重、いわゆる金魚の糞状態のかい十の、自立への一歩の瞬間かもしれないね。
金魚の糞といえばですね、
アリクイという動物は1年間我が子をおんぶして子育てするんですけどね、
なんかね、すごーーーーい親近感湧きます。
おんぶしてるお母さんアリクイを自分のことの様に応援しちゃいます。