たんたんと、たんたんと、

淡々と坦々と綴る日々

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない

最近のかい十(3歳)の口癖は

なに?なんで?どうして?

なぜなぜ坊やである

 

これがもう凄まじいなぜなぜ攻撃を仕掛けてくる

 

信号ってなに?どうしてあるの?なにでできているの?

 

この建物はなにでできているの?

 

月の満ち欠けの話しになれば

なんで月はカタチがかわるの?どうやって?

 

虹を見た日には

なんで虹があるの?さっきは見えたのにどうして見えなくなったの?

 

女の子と男の子はなにが違う?

 

という具合に、100メートルも散歩をすれば何個も疑問が飛んでくるし

 

 

そんなこと聞く?!という疑問や

こちらがドキッとする様な本質を突く疑問が飛び交うと

 

 

 

何事も1つの答えしかないものなど無く

色々複雑に絡み合っていたり

角度を変えれば違う答えになったりするんだよなぁと心の中でしばしば思う

 

 

そうなるともう真面目に答えるのも投げやりになってきて

 

 

なんでかなぁ?どうしてかなぁ?どう思う?と聞き返すのが常である

 

 

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こうゆう時、かい十の疑問へ端的に答えを出せるのは

伊坂幸太郎のいう「神様のレシピ」のようなもんじゃないかと思う

 

 

私ごときの脳でヒョイヒョイと出した答えはある一面でしか捉えられていないわけで

 

それが全てではないはずである

 

あまりにも人の言葉に素直になりすぎてはいけない

世の中の現象など移り行くものであり

神様でもない1人の人間が出す答えが全てになってはいけない

 

 

どんな時でも他に3つくらいは端的な選択肢があるものだよ

 

 

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない、人間は神様じゃない

 

 

生きていく上では、それくらいの振れ幅を持ち自分で考えて決めれば良い

 

 

もし十年後のかい十が悩むことがあれば

そんな風に言ってやりたい

 

熱いのを

遂に寒くなってきた

 

 

コーヒーが好きで

飽き性の割に、それだけはほぼ欠かさず飲む生活が続いている

 

 

しばらく楽をしていて夏は水出しコーヒー

 

更に手抜きをしだしてパック入りのコーヒーに頼っていたのだけど

 

 

もうだめだ、熱いのを欲する 季節がやってきた

 

 

 

 

お湯を沸かしている間に

 

ミルで豆を挽いていると

かい十(3歳)が近寄ってきてボタン押させろと言う

 

フィルターをセットして粉を セット

 カップに湯を張り温めておく

 

粉全体に湯を優しく静かに注いで一息置く

 

湯気とともに沸き立つ香りをそっと吸いこみ

 

更に丁寧に注ぎ続ける

 

モコモコとアクが湧き上がって来たらば

私は密かに心の中でガッツポーズをする

この瞬間が一番の快感である

 

かい十はポタポタと落ちるコーヒーを楽しそうに眺めている

 

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久しぶりのドリップだけど

自己流の手順を、案外、体は覚えていた

 

自分で淹れるコーヒーは嬉しい美味しい

 

無心になれる時間だ

 

 

体に必要なこと

 

夏の終わりから体調がガクンと崩れていた

 

幸いにもすぐに病名が判明したのだが

 

 

甲状腺という喉の付近にある器官が異常に頑張り過ぎているのと、見た感じ大きそうな腫瘍的なものが2つある疑惑を抱えている

 

 

甲状腺というものの存在を意識したことはなかったのだけど

 

 

喉のあたりがやられてしまったのは

そうだよなぁと妙に納得もしている

 

 

生きていれば誰でも

感情を押さえ込んだり

心にもない事を言ってしまったり

自分で自分を責めたり

そういう時もあるわけで

 

 

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それが人一倍強い時期、

自分自身にそうゆう事をするたびに

首がきゅーーーっと締め付けられる感覚とともに

言葉を出そうとしても出てこなかったものだ

 

 

ぎゅーーーっと締め付けられる感覚は

甲状腺にストレスを溜め込んでいたのだなぁと妙に納得している

 

 

私の場合で言う甲状腺の病気は

自己免疫疾患であり、まさに自分で自分を攻撃しているw

 

 

高3の秋、初恋に落ちた頃、自分を素直に表現していく練習が必要だなぁと漠然と思っていた

 

 

今思えばその感覚は間違ってはいなかったのかもしれない

 

 

しかし直感を疎かにしてしまったなぁというところで

 

 

病は気から、という言葉をしみじみ感じ入る今日この頃である

 

 そして私の心と体はこんなにも単純な相互関係なのだなぁと笑えてくる

 

今は1人きりで心を鷲掴みにしてくる音楽をヘッドフォンで聴き

 

言葉のセンスが好きな伊坂幸太郎作品を読み

 

喋りのプロが集う?ラジオを聴き

 

とにかく言葉に埋もれまくっている時間が何とも心地良くて癒されいる

 

 

 

今はまさに上記のような状態なのだけど

 

実は

 

 

ここに自分の感じている事を

たんたんと、たんたんと、言葉に変換するということも

 

 

自分の体にはやはり必要なことのではないかと思い始めている

 

 

 

継続は力なり

 

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