2015-04-07 全てが乱反射して見えていた 音楽 いろんな写真 19才の夜 外は思いのほか肌寒くて だけどそのまま自転車を漕ぎだす 何かを考えていた気もするが 結局無心でペダルを押し返していた 行く当てはなくて だけど誰かと繋がっていたくて漕ぎ続ける 誰かに逢いたくてここに来た気もするが 結局誰も通らない大濠公園の池のベンチに座って泣きながら音楽を聴いていた clammbon 波よせて この曲を聴くとあの頃の息苦しさを懐かしく想う そう、 眼の表面で弾ける波のせいで 光が乱反射して 全てが巧く見えてなかった 自分の足元さえ見えず ただ肌寒い夜に身を任せるしかなかった だけど今は感じるのだ、 乱反射は時に美しいものを与えてくれていた。 youtu.be