たんぽぽ郵便やさん (実験1)
ふわふわのキラキラのパラシュートの下には、ピンとしたしなやかな背筋が伸びている。その先にしっかり結ばれているのはだいじなだいじなお手紙たち。
今週のだいじなだいじなお手紙は123こ。
ふわふわのキラキラの123個のパラシュートが集まって、まぁるいお月さま。野原のミドリのお空を照らすお月さま。
たんぽぽ郵便やさんは風さんとお話しちゅう。
アリさんのだいじなだいじなお手紙はお急ぎでお願いします。となりのとなりの野原の東側の木の根っこまで。
ーーーはい、わかりました。ちょっと強めの風でいきましょう、だけどだいじなだいじなお手紙がこわれないよう優しさもいっしょに吹き込みますね。早速出発しましょうか、ふぅぅぅふふふふふぅぅぅぅ、ふぉかっ(やさしさ注入)
スズメさんのだいじなだいじなお手紙は、海を越えた小さな静かな街の二丁目の電線までお願いします。
ーーーはい、わかりました。海のお天気は変わりやすいです、雲の上まで舞い上がり、特急はやい風号に乗りましょう。降り損ねるとたいへんです、小さな静かな街の風さんにお迎えしてもらいましょう。
そんな調子で123個のだいじなだいじなお手紙のお話しがつづきます。
だいじなだいじなお手紙はふわふわキラキラパラシュートに守られてやさしい風に包まれて旅立ちます。
だいじなだいじなきもちがたくさんあつまるたんぽぽ郵便やさん。
あなたのだいじなだいじなきもち、どどけませんか?
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読んでいただいた方ありがとうございます。
いつもと違う感じです。
突然何これ?でしょう?
こんなの書いたことないので不安とか自信ないとか恥ずかしいなとか、色々ありますが。
でもある方からヒラメキをいただいたので、その気持ちだいじにしてみました。
明日の朝、公開ボタンを押したことを後悔したり、恥ずかしすぎるなと思ったら下書きに戻してしまうかもしれませんが、感謝の意も込めてしばらく公開にさせていただきます。
調子に乗ったり、意外といい気分になったり、ほかのものも書きたいとか、単純に書いたことを忘れたとか、そんな気持ちになったらそのままにしておくかもしれません。その辺はやさしい気持ちで空気を読んでいただければと思います。
でも書いてみてとても楽しかったしスッキリしていい気分。そんな感じで公開ボタン押します。