かいじゅう-の-じしん
じ‐しん【自信】
[名](スル)自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。
かい十(3歳 )はひどく慎重な性格だ
公園などに行っても他の人がやる事を穴が開くほど見つめたあと
もういい!と次の面白いものを探すのだ
幼稚園からのお便りには
いろいろなことに自信を持って欲しいです、 と。
さらに担任の先生は、
かい十君はよく見ています、よく聴いています。たくさん貯めて、それが爆発する時期をまっているのです、と言っていたのだから
きっと幼稚園でも相変わらずなのだろう
しかし今までと少しだけ違うのは
時には自分もやってみようかな、というところまでいくところだ
こうゆうことが増えた気がするのは、運動会の後からだろう
運動会で体操、ダンス、かけっこと王道の種目を頑張ったかい十だが
閉会式で担任の先生が首にかけてくれた金メダル、その瞬間の誇らしそうなかい十の顔は忘れられない
その後しばらくは、ことあるごとに
ママは金メダルない?
かい十だけ金メダルだよっ!
と言うやりとりが続いた
それからいつの間にか
運動会の景品のかっぽんや1年以上放置していた二輪車、今までやったことのない遊具・・・ビビりながらもやってみるのだ
とりあえずやってみるのだ
今の彼は自信を持っているのだなぁと思う
かいじゅう-の-じしん【かい十の自信】
自分のやってみたいと思った気持ちに素直になり、たとえ失敗したとしても達成できる自分を信じ続けること